若手リレートーク

Talk 8
若手リレートーク vol8
  • H.K(2021年入社(新卒))
  • 日本大学 工学部
  • 中野建設コンサルタント株式会社
  • 積算技術業務

◆.Talk7のM.Aさんの質問に答えて◆ (若手技術者を増やすため、また、若者に業界の魅力を伝えるにはどのような方法が有効だと思いますか。具体的に取り組んでいることがあれば教えてください。)

私は「土木事業の重要性・社会における貢献度」を伝える必要があると考えます。

具体的には「現場」や業界で活躍する「人」の写真、加えて「インフラ整備効果」のある写真を撮影し、子供たちや一般の方が見ることが出来る場所に掲示しております。そして次世代へ業界の魅力を伝えていく活動を、会社を通して取組んでおります。

Q1.あなたが行っている業務内容を教えてください。

国道49号に係る工事および阿武隈川流域の災害復旧に関する工事の積算技術業務を行っております。具体的には積算をする上で必要となる設計書の作成補助を担当し、主に数量計算書のチェックや積算資料の作成を行っております。

Q2.この業界に就職しようと思った理由を教えてください。

東日本大震災と2019年台風19号による水害で、自ら被災を経験したことがきっかけです。交通インフラと河川堤防等の土木構造物が日常生活に大きく関わっていることを実感しました。そこで、社会における土木分野の重要度が、他の業界に比べ極めて高いと感じ、その一翼を担いたいと思い就職を考えました。

Q3.業務の中で、やりがい・面白かった事を教えてください。

積算技術業務を行うなかで、図面および数量計算書から積算基準に基づき、現場をイメージしながら、工事に必要な金額を算定するところが面白いと感じています。さらに大学での知識に加え、より実務的な専門的知識について職場の先輩方の意見を伺いながら身につけることができ、日々、業務へのやりがいに繋がっています。

Q4.学生時代の経験で業務に生かされたことを教えてください。

学生時代のサークル活動で、同世代の人はもちろん、他世代の人とも関わりました。その経験が、世代を問わない円滑なコミュニケーションに活かされていると実感しています。丁寧で正確な業務を行うために日々の確認や相談を怠らず、自ら率先してコミュニケーションを取ることで、仕事をスムーズに行うことが出来ています。

Q5.未来の後輩たちへ、先輩からのアドバイスをお願いします。

勉学(基礎的な知識)を身につけ、資格取得に向けて挑戦することはもちろん大事です。しかし、それ以上に学外の様々な人とも会話し、その中で感銘を受けた部分は実践して行動することが重要です。多くの人と話し行動することで、自分の知見や視野が広がり、社会人になってもその時の経験や仲間が自分を助けてくれるでしょう。

◆ある1日のスケジュール

  • 8:30
    出社、朝礼
  • 9:00
    積算担当者との打合せ (作業内容の確認・相談、疑問点等の解消)
  • 10:00
    計算書チェック
  • 12:00
    休憩
  • 13:00
    積算資料作成
  • 17:15
    退社

★NEXT若手技術者への質問★

日常の業務において効率化あるいは時間短縮のために実行していることはありますか。またその効果について教えてください。